ごあいさつ

  英氣堂ＥＣ鍼灸治療院は５月に開院いたしました。開院より、多くの方々にご利用頂きましたことを心より感謝いたします。このたび、さらに多くの皆様にご利用頂くことを願い、ホームページを立ち上げたしだいです。
　本院は２ベッドの本当に小さな鍼灸院です。小さな鍼灸院だからこそ可能な３Ｃを大切にして治療に当たらせて頂きます。一つ目のＣはCommunication(対話)です。二つ目はConsultation(相談活動)です。そして三つ目のＣはComfortableness(心地よさ)です。これらは鍼灸治療の効果を上げるには最も大切なものだと思っています。
　東洋には古来より陰陽という考え方があります。陰陽思想は、古代中国の思想に端を発し、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰（いん）と陽（よう）の二つのカテゴリーに分類する思想で、陰と陽とは互いに対立する属性を持った二つの気であり、万物の生成消滅と言った変化はこの二気によって起こるとされています。自然の秩序は陰と陽の二気が調和して初めてが保たれるわけです。
　東洋思想では、身体の陰と陽のバランスが崩れることで病気や怪我が起こるとされています。鍼灸は、身体の陰と陽のバランスを整えることで、健康に導く治療法なのです。最近では、自律神経失調も国民病になりつつあります。交感神経(陽)と副交感神経(陰)のアンバランスが自律神経失調症を招きます。それが、様々な疾病の要因なっているとも言われています。
　鍼灸治療は血流を改善し、交感神経と副交感神経のバランスを調整することによって、腰痛、神経痛、五十肩等の痛みの治療は基より、内臓疾患や不眠と言った心が関わるダメージにも対応しています。
　皆様には、伝統的治療法である「はり」「お灸」をご理解頂き、現代医学の代替、補完医療として活用して頂ければ幸いです。ご来院をお持ち申し上げます。　

　　　　　　　　　　２０１２年１０月１０日　　　英氣堂ＥＣ鍼灸治療院　 院長　奥　田　英　氣(はり師・きゅう師) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　所　属

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・公益社団法人　全日本鍼灸マッサージ師会　会員

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・公益社団法人　大阪府鍼灸マッサージ師会　会員

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 　　　　　・一般社団法人　日本小児はり学会　会員

                                   　　　　　　　　　　　　　　 ・岸栄会　会員(国際東洋医療鍼灸学院OB) 　

太極図

  人の身体も陰陽の統一体と考ると、陽気と陰気がバランスを取りながら健康を保っているということになります。太極図はその状態を表しているということもできます。鍼灸治療は陰陽のバランスを調整する治療なので、太極図をその象徴としました。

ＥＣ

   教育相談を意味します。つまりEducational　Consultationを表します。鍼灸治療を通じて、院長、副院長の教職経験を活かした教育的な相談にも応じます。

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