サウナの効用とは?

 フィンランドはサウナ発祥の地として有名です。このフィンランドで認知症や心臓病(狭心症・心筋梗塞)の発症とサウナの関係を調べた研究が報告されました。
 サウナの利用について週に1回、週に2~3回、週に4~7回の3つのグループで比較して調べました。一番発症率が低かったのは週に4~7回のグループで、次いで週2~3回、週1回と続いています。このことからサウナは認知症や心臓病の発症を予防できるという結論を出しています。具体的に週に4~7回のグループの発症リスクは66%低下したそうです。研究者は「サウナの頻繁な利用は心臓と脳機能を保護する可能性があり、サウナに入っているときのリラックスした感じが良いのかも」としています。
 患者さんの中にも、サウナが好きだという方も多いと思います。スーパー銭湯に行けば必ずサウナがありますが、その日の体調を十分考えて利用されたらいかがですか(入る時間も無理なく!)。
 結局、リラックスと血流を良くすることが脳や心臓に不純物を貯めないと言うことになるのでしょうね。ぬるい目のお風呂やウォーキングも同じような効果があると思います。
 自分に合った健康法を見つけて楽しい人生を!